高齢の患者さんと若年の患者さんの看取りの違い

高齢の患者さんと若年の患者さんの看取りの違い


病棟で働いていて一番辛いと思う事は、患者さんの死ですね。
どんなに大変な業務の職場だとしても、それ以上に患者さんの死はとても辛い事です。

 

私が働いている病棟には、呼吸器内科と血液内科の患者さんが沢山入院しています。
呼吸器内科の患者さんというのは、高齢者が多くて、寝たきりの方も多いんです。
そして、高齢者の場合は進行が遅いので、終末期の患者さんでも、長い経過をとっている方が沢山いるんですよ。
血液内科には、白血病や膠原病、脳腫瘍などの患者さんで、10代や20代の若い患者さんが沢山いるんですよね。
そして、若くして亡くなってしまう方も多いんです。

 

高齢者の患者さんが亡くなった場合は、もちろん辛いんですけど、まだ割り切れるものがあります。
でも、若い患者さんが長い入院を強いられて、辛い治療や検査に頑張って耐えてきたのに、
その甲斐がなく亡くなってしまうのは、とても辛いです。
なかなか割り切れるものではありませんよね。

 

30代の患者さんの場合は、まだまだ働きざかりで、子供も小さいと思います。
病気さえしなければ、まだまだやりたい事が沢山できたし、子供の成長を見届ける事もできたし、
幸せな老後を夢見ていたのではないかと思いますよね。
一家の大黒柱に先立たれて、残された家族もとても辛い思いをしています。
それ以上に、この世を去らなければいけない患者さん本人は、死んでも死に切れない思いだったと思うんです。

 

看護師という仕事をしている以上、沢山の患者さんがいるんだから、気持ちを切り替えなくてはいけないと思っているんですよ。
でも、これだけはどうしても難しくて、そんな時には、看護師の仕事を辞めたくなる時もあるんですよね。
何度経験しても辛い事です。

 

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身体拘束や抑制をする事がありますか?どうしようもないケースってありますよね・・・。

 

病院で働いていると、安全のため身体拘束や抑制をすることがよくあります(´・Д・)」

 

それは、治療のため、命を守るためのことです_φ(・_・

 

しかし、施設は違いますね(゚Д゚)

 

介護施設は、身体拘束や抑制はしないことが基本です。

 

正直、介護施設で働きだした頃は、その考え方に疑問すら抱きました( ;´Д`)

 

胃瘻カテーテルの自己抜去をしたことがある人でも、ミトンの使用はできません(・_・;

 

胃瘻部に手が届かないようバスタオルで腹部を覆うことも、身体拘束に当たります。

 

たとえどんなに、ベットから転落する危険のある人でも、ベット柵は2点のみ。

 

降り口を塞ぐことは身体拘束にあたるから、必ず降りれるところを作らなければなりません。

 

要するに、落ちる危険をあえて作らなくてはならない...ということですよねヽ(´o`;

 

なんで、こんな危険をおかしてまで、身体拘束や抑制が出来ないのか...。

 

転落して、頭を打ったら命に関わるのに...。

 

介護施設って、そこまで徹底しなくてはならないものなのか...と、疑問に思うことがよくありましたよ( ;´Д`)

 

しかし、身体拘束しない、抑制しない、ということは、利用者さんの尊厳を守り、利用者さんの持てる機能を守り、生活を守るということなんですよね(*^^*)

 

数年働いている中で、どうしても必要な身体拘束は、今まで一回だけありました。

 

胃瘻を造設した利用者さんですが、もともと不穏行動があり、胃瘻を抜去する可能性がある方でした。

 

片手だけミトンを着用し、行動観察を毎時間おこない、毎週カンファレンスを開催します_φ(・_・

 

行動観察から、胃瘻部にどの程度手が伸びるか観察し、ミトンを外す時間を少しずつ長くしていきます。

 

そして、最終的にはミトンの装着を外す方向に持っていくんです(*^^*)

 

その方も一ヶ月ほどで、ミトンを外し、身体拘束は終了しました。

 

病院で身体拘束を行っていても、入所とともに身体拘束は外されることがほとんどです。

 

しかし、こういった明らかに危険のある人はやむを得ないようです。

 

それでも、必ず身体拘束や抑制はしないことが前提となってますね(^_・=

 

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プリセプターやプリセプティの経験はありますか?

プリセプター制度は、わたしが看護師として働き出した頃には普及していた制度です。

 

プリセプター制度は、熟練した看護師が新人の看護師であるプリセプティに現場教育する制度です。

 

私も新人の頃は、一年間プリセプターに指導してもらいました。

 

とてもハードな職場で、常に人出不足と言われていましたから、現場に放置される事も多々あり、泣きたくなる日々でしたね。

 

毎日反省会などやりますが、怖かったなぁ...という記憶だけが残っています。

 

 

今の介護老人保健施設ではプリセプターとして指導にあたっています。

 

看護師のプリセプターだけではなく、介護職員への指導もあります。

 

今までで一番難儀したプリセプターの指導は、とても長いブランクのある臨床経験のほとんどない、かなり年配の看護師の指導でした。

 

若い新人さんに比べ、プライドがありますから、そこが難しい所でした。
わからない事はわからないと聞いてくれるとこちらとしても助かるのですが、適当にごまかそうとします。
一年も経ってから、適当にやっていたためトラブルになり、知らなかった事を知った...なんてこともありました。

 

 

指導としては、一からゆっくり、利用者様の名前や、基礎疾患などから始まり、日々の生活の中で気をつけること、看護技術の手技など一つ一つ丁寧に指導しました。

 

しかし、何度教えても覚えてもらえません。

 

しまいには、他の若いナースに小言をついたり...。
年配のナースにはキレて罵声を浴びさせられたり...。
人間関係も悪化する一方でした。

 

自分の指導能力に問題があるのかと悩んだ時期もありましたが、根気よくじっくり頑張りました。

 

一日の振り返りノートを作り、今日一日で学んだこと、反省点、課題といった内容です。

 

しかし、頑張ったと思うことは良く記載され、失敗には言い訳で課題はありません。

 

ブランクがあるし、経験が浅いからしょうがない...と思っていましたが、年の近い先輩ナースたちは気に障る事が多く頑張りが足りないと低評価でした。

 

その方は、一年で退職されその後、小さな開業医に就職されました。

 

老健は、病院に比べると楽だといわれますが、逆に看護師として独立した動きが求められますから、一人一人のスキルが必要になります。

 

それを、60歳近い人が一から学ぶというのは大変困難なことだと思います。
プリセプターとプリセプティとして、必死だった一年間はお互いに大変でしたが、良い経験になりました。

 

頑張らずに諦めていた事なら後悔も残りますが、頑張り抜いた結果の事であったため、退職する際も意外とお互いにスッキリした気持ちでした。

 

私としては、その後のプリセプターが非常に楽に思えた事は間違いありません。

 

ただ、ブランクの長い、経験や知識の浅い看護師へのプリセプターは、今後も私の課題ですね。